妊娠してからはずっと生理が来なくて

とっても楽~

と思っているママも多いのではないでしょうか。

 

産後は生理が再開しますが、

人によりタイミングも違うため

一体いつ生理が来るの?

と思う方もいるでしょう。

 

また、生理再開前に2人目が出来ていた!

なんていう友達もいました。

えっ?

そんな事もあるんだ~!

と、ビックリでした。

 

この記事では

生理再開はいつ頃か

生理再開の兆候や出血量

について書いています。

 

生理再開はいつ?

最近は、初産の年齢が高齢化していることから

次の生理はいつだろうと考える人が

増えてきていますよね。

 

子供2人以上欲しいと考えている人にとっては

次の生理再開は重要な問題です。

 

産後の生理は授乳が影響していると

聞いたことがある方が

いるかと思います。

 

産後の生理再開には授乳が影響している?

生理というのは、

受精卵を着床させるため(妊娠をするため)の

準備が始まり子宮内膜が厚くなります。

 

しかし、妊娠しなかったことにより

不要になった子宮内膜が剥がれ

落ちます。

これが、経血(月経血)となって

体外に排出されています。

 

妊娠をすると子宮内膜が剥がれ落ちないので

生理が止まります。

受精卵が厚くなった子宮内膜に

着床して胎盤が作られ、

子宮の中で赤ちゃんは成長していきます。

 

赤ちゃんを出産して、胎盤も排出されますが、

その後すぐに生理が再開することはありません。

 

ママの体内は、まだ妊娠前の状態には

戻っていないですからね。

 

 

でも、一体いつなの?

というのは、

個人差は大きく関係していますが、

 

完母の人程

生理再開は遅くなると言われています。

 

 

妊娠中から産褥期にかけて、

ママの体内の複数のホルモンは

妊娠前と大きく変化します。

 

そのうちの一つが

プロラクチンというホルモンです。

 

このプロラクチンが増加し、

母乳を促す働きをしてくれます。

 

 

一方で、

排卵を促す黄体化ホルモンの働きを阻害

するというのもプロラクチンの特徴です。

 

 

つまり、授乳している間は

このプロラクチンの分泌が高まっている状態のため、

排卵が起こりにくい=生理を起こしにくい状態

が続いているということです。

 

 

ただし、100%授乳をしているからといって

生理が再開しないとは言えません。

 

 

体の回復具合や授乳頻度なども

生理の再開に影響すると考えられており、

ミルクと併用しながらの授乳の場合は

完母と比べて生理再開する方も

珍しくはありません。

 

また、

一方で、産後の生理再開がなくても

排卵している方もいますので

妊娠する可能性もあります。

 

もしも、それ以降の妊娠を望んでいない場合は、

いくら妊娠しにくい期間といえども、

きちんと避妊するようにしましょう。

 

逆に、高齢出産や仕事などの理由で

早く次の妊娠を望んでいる場合は、

早めに断乳をした方が良いでしょう。

 

この点は、旦那様とよく話し合いながら

決めていきましょうね!

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産後の生理再開の目安

一般的には、授乳を止めて2~3ヶ月くらいで

生理が再開する方が多いと言われています。

 

母乳はあげずにミルクのみの場合は、

産後2週間以降にプロラクチンが

減少していきます。

 

ただし、一般的な目安であり、

個人差がとても大きく関係しています。

 

そのため、母乳を続けていても生理が再開する方もいます。

 

産後の生理再開が早い人では、

出産から1ヶ月ほどで生理が始まる人も!

 

あまりに早いと生理ではない別の出血なのかと

不安になってしまいますが、

生理再開が早い人は子宮の回復が早いためだと

考えられます。

 

逆に、産後の生理再開が遅い人では、

断乳しているにもかかわらず、

産後1年以上経っても生理が

再開しない人もいます。

 

 

ホルモンバランスの乱れや育児のストレス、

子宮の回復に異常があるなどの可能性があるため、

断乳して(または粉ミルクのみの場合は産後)

半年以上生理の再開がないときは

婦人科へ行き相談してみましょう。

 

 

婦人科へ行く目安

 

・断乳してから6ヶ月以上経過している

・産後18ヶ月経過し、かつ授乳間隔が開いている

・産後に生理が再開した後、再度生理が止まった

・経血の量が極端に多い、経血が長く続く

・血の塊(レバー様)のような経血が多い

・経血の量が極端に少ない、ナプキンがほとんど汚れない

・生理痛がひどく、立って動くことが困難

 

上記のような場合には

早めに婦人科へ行って

医師に相談してくださいね!

 

 

産後の生理の兆候や出血量

産後の生理前の兆候としては

妊娠前の生理の兆候と基本的には同じです。

 

おりものが増える

眠気を感じる

体がだるい

少し熱っぽい

などの症状が出ます。

 

生理再開の目安が知りたい場合は

基礎体温を付けておくと良いでしょう。

 

 

産後の生理が再開するまでは低温期が続きます。

生理が来る前は高温期

生理が始まると低温期

になります。

しかし、産後の体は妊娠前とは違い、

ホルモンバランスが大きく異なっていますので

排卵の後、高温期を迎えないまま

生理が再開することもあります。

これは、体内に問題が起きているわけではなく、

特別なことでもありません。

産後、生理を何度か繰り返すと、

基礎体温もしっかりとした

高温期と低温期に分かれた

グラフを描くようになっていきます。

 

 

産後の初めての生理再開の出血量は、

個人差はあるものの

妊娠前と同じくらいの出血量と

考えて良いと思います。

 

 

この出血の量ではなく

期間が1週間前後で終わったのであれば

『生理再開』ということで

良いかと思います。

 

出産後の生理は

妊娠前よりも出血量が少なかった

生理痛が軽くなった

というママもいますよね。

 

しかし、これも個人差がありますので、

生理再開からすでに生理痛が重い

という方も少なくはありません。

 

生理痛の痛みが激しい

出血量が多すぎる

という場合には

きちんと婦人科を受診し

医師に相談しましょうね。

 

産後に起こる生理不順の原因

産後は、ホルモンバランスが安定していないので

生理再開後しばらくの間は

生理周期が一定ではない可能性があります。

 

妊娠前と周期が違っていても、

様子を見てみても良いかと思います。

 

また、産後は

睡眠不足の日々

育児疲れ

ストレス

生活スタイルや環境変化

により生理不順になる場合もあります。

 

出産前と出産後では、

体質の変化を実感するママも多いのではないでしょうか。

 

 

アトピーが改善された

生理痛が軽くなった

などの嬉しい変化。

 

逆に

産後の生理不順

敏感肌になった

などの悩まされる変化もあります。

 

プロラクチンの分泌

生理が再開されたとしても、

無排卵月経の場合もあります。

 

これは、上記でも書いていますが

プロラクチンには

排卵を促す黄体化ホルモンの働きを阻害

します。

 

ということは、排卵を抑制しているので

月経がきていたとしても

排卵をしていないこともあるのです。

 

 

ただ、排卵していないからといって

ずっと無排卵月経が続くわけではなく、

時間をかけて正常な状態に

戻っていきます。

 

排卵か無排卵かの判断は

基礎体温を計測することで

分かります。

 

無排卵の場合は、

月経がある場合でも

高温期がなく低温期が続きます。

 

環境の変化や育児のストレス

産後だけではなく

女性の生理不順の原因として、

ストレスが大きな要因として

挙げられます。

 

 

産後は、24時間休む暇もなく育児が

続きます。

 

自分では、妊娠前と変わらない身体だと

感じているかもしれませんが、

想像以上に身体は疲れていますし、

負担も大きいです。

 

産後は、無理をせずに

きちんと休む時間を

意識的に取りましょう!

 

大丈夫と思っていると、

その無理が

排卵を止めてしまう可能性だってあります。

 

   

まとめ

いかがでしたでしょうか。

次の子を望んでいる場合は、

早く次の生理が来て欲しいと思いますよね!

 

もしも、次の子を望んでいる場合は、

今回お届けした内容の他に

やはり規則正しい生活が大事です。

 

ただ、睡眠不足の解消はどうしても

先になってしまいますが、

バランスの良い食事や休息を取ることを

意識して過ごしましょう!

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