こんにちは!

今月も看護師ブログ、お付き合いください☆今回のブログでは、歯の健康について、お話していきます!

6月4日~歯と口の健康習慣

来月の上旬は歯と口の健康習慣です!6月4日、「むし」から「虫歯」が連想されるとのことで、決まったそうです!

歯磨きやお口の中の健康は大切!とよく聞くかと思いますが、歯磨きを嫌がる子が多いですよね。大人も、なんだかめんどくさいなあとシャカシャカ、適当に済ませていませんが?

ちなみに私も、定期的に歯医者さんに通っています。今では2か月に1回の定期検査のみになっていますが、以前は虫歯を治すのと歯石を取るのに1週間ごと通っていた時期もありました😢かなり痛い思いをしたので、歯磨きと口の健康の大切さを身をもって実感しています…

歯磨きはいつ頃から始めれば良いの?

子どもの歯磨きを開始する時期は、乳歯が生え始める生後5~6か月ごろがおすすめです。

離乳食も始めたばかりだし、甘いものもまだあまり食べないし、どうせ大人の歯に生え変わるし…と考えてしまうかもしれません。

歯医者さんによると、乳歯は永久歯に比べてエナメル質が薄く、柔らかい歯。その分、虫歯菌が出す酸に弱く、虫歯になりやすいとのこと。もし虫歯になってしまった場合、そのまま放置すると永久歯の歯並びが悪くなったり、虫歯になりやすい環境がそのままになったりと大人の歯への悪影響も考えられます。

では実際にどのように始めていけば良いのか、お話していきます🦷

0歳児:乳歯が生える前は練習の時期!

→まだ「口の違和感」に慣れる時期。口の周りを優しく触ることからスタートです。慣れてきたら、指に巻き付けたガーゼなどで優しくふき取ってあげると良いと思います。

1~2歳児:乳歯が生え始めたら歯磨きスタート!

→膝の上に子どもの頭を乗せ、寝かせ磨きをします。

☆慣れてきたら、膝に座らせてやってあげるのがベストです!

鉛筆と同じように歯ブラシを持ち、軽い力で磨きます。(奥歯の溝、歯と歯茎の間、歯と歯の間、歯の裏は特に丁寧に磨きます)

☆前歯は歯ブラシを90°、歯と歯茎の間は歯ブラシを45°に当てて磨くのがポイントです。

歯ブラシに興味を持つようでしたら、持たせてあげるのも良いです!ただ、持ったまま遊ぶのは事故につながるのでNG!

「シャカシャカしてみようね」などと声掛けをしたり、大人も一緒にやって見せてあげましょう☺

3歳~:自分で磨けるようになったら自主性を尊重して☺

→ひとり磨きに慣れたら「やりたい気持ち」を大切に。仕上げ磨きは忘れずにしましょう!

 

歯磨きを嫌がる子どもは多いです。ものすごく嫌がり、泣いて大暴れしている時に無理やりやってしまうと歯ブラシが刺さって事故にも繋がりかねません。そんな時は、あまり回数にこだわりすぎなくて大丈夫です。1日1回でもきちんと磨くことが虫歯予防に効果的です。

特に虫歯菌は唾液の減る夜間に増殖するので、寝る前の歯磨きが一番大切です☆「歯磨き終わったらご褒美にシールを貼ろうね」などと声掛けすると、子どもたちも楽しくできるかもしれません。

ちなみに…さくら組さんでは、ごはんを全部食べた、トイレに座った、など子どもが頑張ったときにスタンプを押してもらっています!とっても素敵なアイディアですよね!よく「スタンプもらったの!」と嬉しそうに見せてくれます♡

 

来月の保健だよりでも、歯の健康についてお伝えしていきますので、よかったら見てください🦷✨読んで頂きありがとうございました!