こんにちは!2月も後半ですが、まだまだ寒い日が続きますね。

しかし、日も長くなり、これから春になっていくんだなあ~と感じますね!

今の季節にスーパーでよく見かけるのが【柑橘類】です!

みかんは手でむけて手軽に食べられて、とっても便利なくだものですよね!むく作業がこどもにとっては楽しいみたいで、みかんを食べるときは全部うちの子にお願いしてます☺

柑橘の中でもうちでこの時期よくたべるのは「デコポン」です。上の部分が出っ張っていて特徴的ですよね!不思議な形なのでスーパーでもひときわ目立つ存在です☺少しお値段が高めですが、とっても甘くてジューシーなので家族みんなお気に入りの果物です!

さて、ここで問題です。次の3つのうちデコポンはどれでしょうか?

①                                    ②                             ③

①

 

 

 

 

 

 

 

 

正解は②です!①は大将季(だいまさき)③は不知火(しらぬい)でした!

全部デコポンみたいに見えますよね。それもそのはず。

もとは全部同じ品種なんです!

じゃあみんなデコポンてことになりそうですよね。


基準をクリアするとデコポンへ?!

「デコポン」とは品種名ではなくJA熊本果実連が所有する登録商標です。品種は「不知火」なんです。

不知火は「清見」と「ぽんかん」を掛け合わせてできた品種です。

不知火のなかでも糖度13.0度以上、酸度1.0度以下という基準を満たし、JAから出荷されるものだけが「デコポン」と名乗れるそうなんです!デコポンが甘いのにはこういう理由があったんですね!

糖度・酸度の基準を満たしていても、許可を受けたJAしか商標を使用できないため、JAを通していないものや、個人の農家さんが出荷するものは品種名の不知火として店頭に並んでいます。

つまり「デコポン」と「不知火」はまったく同じものってことになりますね!似ているけど、別のものだと思っていたのでこれは驚きです😲

そして上ででてきたもう一つのデコポンに似た果物、大将季(だいまさき)と言います。私は今回初めて知りました。大将季は不知火の「枝がわり」として発見されたものです。(※枝がわりとは、収穫期や果実の大きさなど、その品種の持つ特性の一部が、枝や樹の単位で変化する現象のことです。)

大将季もデコポンと同じように、糖度13.0以上、1.0度以下のものが大将季として出荷されます。これまでの不知火と比べて皮や果肉の色が濃く、鮮やかな色をしているため贈り物として人気の果物です。上の写真でも1つだけ色が濃いのがわかりますね!

断面を見比べて見ると・・・

大将季

デコポン

不知火

大きな違いはありませんが、少しだけ不知火の色が薄い気がします。どれもみずみずしくておいしそう!

味は・・・

大将季は酸味がほぼなくてとっても甘い!中の薄皮が柔らかくて食べやすかったです。外の皮も1番柔らかくてむきやすかったです。

デコポンは甘いけどほんのり酸味があってバランスがいい感じ!子どもも大人も食べやすい甘さでした。

不知火は果肉がしっかりしていて、甘酸っぱい感じがしました!スッキリとした味で、酸味があった方が好きな方にはおすすめです!

この中では大将季が1番甘かったです!さすが贈答用で使われるだけあります!私が購入したものだと1つ350円程したので、なかなかの高級品ですね😲スーパーでは見たことがないのでネットで買うのがおすすめです。

見た目は似ていますが味が全く違うので驚きました!


食べた後はお掃除に活用!

そして食べた後の皮は、シンクのお掃除に使うとキレイになります!皮をスポンジ代わりにしてこするだけ!柑橘類の皮に含まれる「リモネン」をいう成分が油汚れを落としてくれます。コンロの油汚れなどにも効果的です。

手軽に食べられて、ビタミンもたっぷり!その上、皮まで無駄なく使えて本当にお得ですね!