こんにちは!
4月も後半になりました、早いですね…!今年度も、看護師として健康に関する情報や、保健のお話をお伝えしていきます。よろしくお願い致します!
今月からちゅうりっぷ組、すみれ組に新しいお友だちが来てくれました!
最初は泣いていたお友だちも、徐々に慣れました💮これから一緒に楽しいことを経験できるのが楽しみです!
さて、本題です!今回のブログでは、けいれんについてのお話をメインにお届けします!
新入園児面談の際、看護師は必ず「けいれんを起こしたことありますか?」と聞きます。みなさんは「けいれん」ってどのようなものか分かりますか?
「けいれん」って何?
けいれんとは、意思とは関係なく筋肉に力が入る事。脳の働きの異常が原因で腕や足が動く場合を指すことが多いです。
種類は、「熱性けいれん」…高熱に伴ってけいれんの症状が出る
「憤怒けいれん」…泣いたり怒ったりしたことが原因となり、けいれんの症状が出る
その他…髄膜炎やてんかんなど があります。
どんな症状が出るの?
皆さんがイメージする「けいれん」はこんな感じでしょうか…
多くが上の図のような状態になることが多いです。ちなみに、
このように、身体の片方だけピクピクとけいれんする、急に力が抜けるといったものも「けいれん」に含まれます。
実際に起こったらどうしたらいいの?
初めてけいれんを見ると、焦ったり、パニックになると思います。初めての経験ですから、冷静に対応できないのは普通のことです。そこで…!
これだけは絶対NG!というものをご紹介します。
☆体をゆする
☆「○〇ちゃん!大丈夫!?しっかりして!!」などと大声をかける
☆身体を強く叩く
☆口にものをくわえさせる
焦ったとしても、上の4つだけはやらないようにお願いします。
☆観察ポイント☆
・時間(何時に起こったか)
・どのくらい続いたか
・けいれんが起きる直前の状況(睡眠中、食事中、遊んでいる時など)
・脱力しているか、緊張しているか→それが左右対称で起こっているか、片側だけか
以上の4つが分かると、病院行ったときに役に立ちます。
こんな時は救急車を!
- 初めてのけいれん
- 発作が5分以上続くとき
- 左右差のある痙攣
- 短い間隔で発作が起こる時
☆様子を見て良いけいれんもありますが、心配なら救急車要請しても良いです。特に、1歳未満のけいれんは要注意です!
☆救急車を呼ぶのを戸惑う方は、♯7119(救急安心センター事業)で聞くのもOKです!
初めてのけいれんが園で起こった場合には、救急車対応になります。その際は保護者の方に連絡を入れた上で受診いたします。(看護師が同伴します)また、はぐくみ保育園では、先生方が誰でも対応できるよう、看護師より研修を行っています…!
以上になります。読んで頂き、ありがとうございました!分からないことがありましたら、お声がけくださいね☺
すみれ組、4月の製作🌸
看護師としてはぐくみ保育園で働いている伊比ですが、ようこ先生と一緒にすみれ組の担任も持たせて頂いております!
先日、4月の製作を行いました!
画用紙に絵の具を塗ったり、ペットボトルのスタンプでさくらの花を作ったり…
「たんぽ」と呼ばれる道具を使い、菜の花も作りました。
中には自分でのりを付け、さくらを咲かせてくれる子もいました♡
「上手だね~☺」とお友だちの様子を見に来てくれました♡
足型にも挑戦です!
出来上がったものがこちらです!とっても上手に出来ました!すみれ組さんのさくらが満開です🌸