こんにちは!
今回で、今年度のさくら組さんへ、看護師から最後のお話になります
心も体もたくさん成長した子どもたち。
これから、それぞれ別の保育園や子ども園に行き、今以上にお友だちとの関わりが増え、
楽しい思い出がたくさんできますね
その中で、喧嘩をしたり、時には悲しい気持ちになったり、色んな経験をするかと思いますが、
お友だちを傷つけるような言葉は使ってほしくないなと思います。
そこで今回は、「嬉しい言葉(にこにこ言葉)」と「悲しい言葉(チクチク言葉)」について
お勉強しました!
まずはこちらの絵本からスタート
自分の思っていることや気持ちを相手に伝えることってとっても大事。
はじめて会うお友だち。「一緒に遊びたいときはなんて言おうかな?」「お友だちのおもちゃが見たいときはなんていうのかな?」
など、各シーンごとに何と言ったらいいか考えられる絵本となっております
続いて、みんなの中には「嬉しい」「悲しい」「怒っている」
3つの感情があるよということを説明。
みんな真剣に聞いています
続いて、「嬉しい気持ち」と「悲しい気持ち」についてお勉強。
嬉しい気持ちになる「ニコニコ言葉」と悲しい気持ちになってしまう「チクチク言葉」があるよとお話しました。
「『ありがとう』はどっちの言葉かな?」「『あっちいって』はどっちの言葉かな?」と聞いてみます
一生懸命考えてくれていました
最後に、自分の「心」はどこにあるか、胸に手を当ててもらいます。
「例えば転んでしまって痛い時、血が出た場所には絆創膏が貼れるよね」
「でも、みんなの心がチクチク言葉を言われて痛くなっても絆創膏が貼れなくて、ずっと悲しいままなんだ」とお話。
「新しい保育園やこども園に行ったら、チクチク言葉ではなく、ニコニコ言葉を
たくさん使ってね」とお話しました
保護者の方へ
これから、お友だちとの関わりの中で、感情や言葉を覚え、楽しい出来事がたくさん待っているかと思います。
時には喧嘩をしたり、悲しい思いをすることもあると思います。
それも、成長の一つです。
ですが、他のお友だちのことを傷つけるようなことを言ってしまったときは、
今回のお話のような、「チクチク言葉」を一緒に確認してみてください
また、チクチク言葉を言われてしまって悲しい思いをしていたら、悲しい気持ちを
受け止め、たくさん話を聞いてあげてくださいね
風邪を引いたり、体調を崩すのと同じように、また、大人がたまに「今日はちょっと気持ちがしんどいな」「仕事行きたくないな」と思うのと同じように、
「今日は保育園行きたくないな」「なんか悲しい気持ちだな」などと、子どもも心が風邪を引く時があります。
体だけでなく、心のケアも大事にして頂けたら嬉しいです🩷
おまけ
先月に引き続き、今月のテーマは「保育園で働いていなかったら何をしていましたか?」
今回はあさみ先生です
保育園以外でも子どもと関わる仕事がしたかったので、児童相談所や子ども食堂で
子どもたちや保護者様の相談に乗りながら安心できる環境づくりに関わっていたかもしれません。
また、博物館で子ども向けの展示や体験型プログラムを企画し、
子どもたちが楽しみながら学べる場をつくる仕事にも興味がありました♪
楽しいことやものづくりが好きなので、デザインや商品開発などの企画の仕事で
みんなと一緒に何かを作り上げることに夢中になっていたかもしれません。
今ははぐくみ保育園で、まさに“みんなと一緒に”より良い保育園をつくる仕事をしています。
どの道を選んでも『子どもたちのために、人と協力しながら何かを生み出す』
ことに携わっていたのだろうなと感じます(*^^*)
今年度最後の看護師ブログでした!
来年度も、子どもたちへの健康に関するお話や研修の様子、
保護者の方へのお役立ち情報などお伝えしていきたいと思います!よろしくお願いいたします