オキシトシンという言葉を

聞いたことがありますでしょうか。

 

幸せホルモンとも呼ばれています。

 

そんなオキシトシンを知っておくことで

育児にも役立てることが出来ますよ!

 

この記事では、

ママの体からオキシトシンが分泌される仕組み

オキシトシンで子供の心を整える

について書いています。

 

採用情報

 

ママの体からオキシトシンが分泌される仕組み

オキシトシンが分泌される仕組みは

母乳に関係しています。

母乳が出る仕組みを見てみましょう。

 

妊娠中は、プロラクチンプロゲステロンという

2つの女性ホルモンがたくさん分泌されます。

 

 

プロラクチンは乳腺の発達を促す作用。

プロゲステロンは母乳が出ることを抑える作用。

 

妊娠してすぐに母乳が出てこないのは、

プロゲステロンの作用により

母乳が抑えられているからなのですね!

 

そして、産後になると・・・

引用元:http://macrobiotic-daisuki.jp/recipe/iibonyu-waruibonyu-49732.html

 

プロゲステロンの働きが弱まり、

オキシトシンというホルモンが分泌されます。

 

オキシトシンは、母乳を噴出させる働きのあるホルモンです。

 

また、分娩時に子宮を収縮させたり、

乳腺の筋線維を収縮させることで

母乳の分泌を促したりする働きもあります。

 

赤ちゃんがお母さんのおっぱいに吸い付くと

自然に母乳が出るのは

このオキシトシンのおかげなんです!

 

オキシトシンの効果とは?

オキシトシンが分泌されると

副交感神経の働きが活発になり、

体がリラックスし、自律神経のバランスを整えてくれます。

 

 

ストレスの緩和

胃腸や内臓の働きを調整

免疫力アップ

便秘や肩こりの改善

など、さまざまな良いことが期待できます。

 

 

そして、不安やイライラを和らげてくれるので

幸せな気持ちになり

人にも優しく出来る!

 

そんなことから

幸せホルモン

と呼ばれるようになりました。

 

オキシトシンで子供の心を整えよう

よく子供をたくさん抱きしめて!

と聞くことは多いのではないでしょうか。

 

オキシトシンをたくさん分泌することができれば

ママも子供も幸せホルモンに満たされます。

 

このオキシトシンが分泌される仕組みは

母乳以外でもあります。

それがスキンシップなんです。

 

手をつなぐ

ハグをする

マッサージをする

など、肌と肌が触れ合うだけで

オキシトシンが分泌されます。

 

だから、たくさん子供を抱きしめて!

と言われているんですね!

 

さらにオキシトシンはもっとたくさんの

良い影響を与えてくれます。

 

子育て中のママには

嬉しい影響ばかりですよ

 

自分をコントロールできる

カーっとなってしまう子いますよね?

まだまだ小さいうちは自分の感情を

コントロールすることは難しいです。

 

また、感情をコントロールできるということは

自分の行動に関してもコントロールできるということです。

 

ある実験の調査では、

小さい時にたくさんスキンシップをされた子は

高学歴な子が多くなる

と発表していました。

 

ストレスに強い

オキシトシンはネガティブな感情を抑えてくれます。

ネガティブな生活とポジティブな生活では

全く得られるものが違ってきますよね!

 

また、ストレスに強くなると、

行動する選択肢も広くなります。

 

たくさんの行動から多くの経験値を積むことが出来ます。

 

ドーパミンとセロトニンの働きを高める

ドーパミンは、やる気や集中力をアップさせてくれます。

オキシトシンによってドーパミンを増やすことで、

勉強をいつも以上に頑張ることが出来ると思いますよ!

 

セロトニンは、心を安定させてくれます。

セロトニンが不足してしまうと、

イライラしたりネガティブな

思考に落ちいったりすることが増えてしまいます。

 

「よくやったね!」

「がんばったね!」

と言いながら、

ギュッと抱きしめ背中を軽くトントンと叩くと、

オキシトシンとドーパミンが分泌され、

子どもに意欲やモチベーションが生まれます。

 

逆に、ゆっくりと抱きしめてあげると

オキシトシンとセロトニンが増えて

子どもの気持ちが落ち着きます。

試験前や大会前など

子供の心が不安定の場合に行うと良いと思います!

 

社会性が育つ

オキシトシンは人を優しく出来ます。

また、人との絆を強める働きをもたらすホルモンです。

 

人の悪口ばかりを言う子には

育ってほしくないですよね?

 

いつも明るく、ポジティブな子の周りには

友達もたくさんいます!

 

オキシトシンをスキンシップ以外で増やす方法は?

少し大きくなったお子さんがいる場合、

いきなりハグや手を触ったら

キモイ!

と言われるだけだ。

と思われているママもいらっしゃるかもしれません。

 

もしも、スキンシップが出来ない場合は

アロマにもオキシトシンを分泌する成分が含まれています。

 

オキシトシンを分泌するアロマ

ラベンダー

クラリセージ

ベルガモット

プチグレンローズ

オレンジフラワー

バイオレット

 

 

アロマの香りを嗅いだ5分後の唾液を分析したところ、

唾液中のオキシトシン濃度がアロマの香りを嗅ぐ前に比べて1.8倍になりました。

引用元:https://aromicstyle.com/blog/column/

 

アロマを上手く使ってみてくださいね!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

抱きしめるのは良いと聞いたことがありますが、

なぜ抱きしめたら良いのか

お分かりいただけましたでしょうか。

 

小さいお子さんをお持ちのママさんは、

たくさんたくさん抱きしめてあげてくださいね!

 

多くのママと子供が幸せになりますように

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