こんにちは!
今月の看護師ブログは前回の続きです。
発達障害の現状、そして悩んだときにどこに相談すれば良いかについてお伝えしていきます!
大人を含め、日本で先ほどのような診断をされている方は約48万人と言われています。
子どもの10人に1人、クラスにすると2~3人は何かしらの障害を抱えている子がいるということになります。
1~2歳では、たとえばADHDによく見られる「落ち着きがない」というのは…ある先生は「元気いっぱいの子なのね!」また別の先生は「この子は他の子とちょっと違うな…もしかしたら発達障害かも…?」といったように保育士によって見方が違ってしまうことがあります。
先生たちに聞いてみたところ、幼稚園で言うところの年少さん(3歳くらい)までは様子を見ようねと言われてしまうイメージが強いようで、1.2歳児で受診というのはイメージしにくいようです。
とはいっても、いきなり「うちの子は発達障害なのかも、病院に行ってみよう!」とはならないのがほとんどだと思います。その理由として、私は2つあると考えます。
相談しづらい…その理由は?
① 「自分の子がそんなはずがない、そのうち治るだろう」「病気と診断されるのが怖い」と思うこと
→大きくなるにつれ発達障害の特徴が顕著に出てくることもあります。
「障害」と聞いてしまうと、誰だって認めたくないですよね。ですが、分からないままにせず相談することによって、保護者の方も安心できるかもしれません。また、発達障害のお子さんには、「困っていること」があります。その困っていることを一緒になって解決しようとしてくれるかもしれません。
②どこに相談すれば良いか分からない」こと
→ではどこに相談すれば良い?
信頼できる人にしか、相談事ってしたくないですよね…!悩みを相談するというのは、とても勇気がいる事なのです。
普段あまり自分や子どものことを見ていない人にアドバイスされても…「子どもの悪い所しか見てないの?」「なんでそんなこと言われなきゃいけないの?」と感じてしまうかもしれません。下に相談できる場所を書いておきます!
①病院
(児童精神科、児童精神発達相談などの診療科)
→ここ最近は相談する人が増え、待機期間が長く、診察時間も15分程度というのが現状です。
②地域の相談場所
(川崎市子ども発達・相談センター/療育センター)
→なかなかハードルが高いように感じるかもしれません。こういった場所のイメージが、保護者のみなさんによってはネガティブなものかもしれないです。ですが、発達障害があるなしにかかわらず、困っている事への対応を相談できたりするので、ネガティブではなくポジティブに考えられたら素敵です。
定期健診の際に聞くのも良いと思いますが、その時、その時間しか見ないので、指摘してもらえないケースが多いかもしれないです。
③保育士、看護師←おすすめです!!
(担任の先生以外でももちろん大丈夫です!)直接言いにくい…という方は、連絡帳にこっそり「相談があるので、帰りに少しお話聞いてください」と書いてみてください☻
保護者の方々の次に、一番近くで子どもたちを見ている存在なので、話を聞きやすいです。
④保育園に子どもの様子を見に来てくれる人がいます←こちらも職員にお声がけくだされば対応します!
(川崎区役所地域見守り支援センター 川崎区保育総合支援担当)
一つ、覚えておいていただきたいことがあります。それは、はぐくみ保育園の先生たちはみんな、何か力になりたいと思っている、ということです。
最後に私からのお願いです🌟
誰にも相談できず、ふさぎ込んでいる保護者の方がいたらその時は、「ほんの少し勇気を出して話をしてほしい」ということです。
そんなに深く考えなくて良いんです。
例えば…「イヤイヤ期で子育てがとっても疲れます!」「○○なところに困ってます」など…
こんな風に、「ちょっと聞いてくださいよ~」の精神でお話してみてほしいのです。
一人で抱え込むと、お父さんやお母さんの心も風邪を引きます。
はぐくみ保育園の先生方は、いつでも、みなさんの力になりたいと思っています💝読んで頂き、ありがとうございました!
さくら組🌸手洗い・うがいのお話🌸
寒くなり、風邪を引きやすい季節です!はぐくみ保育園でも咳や鼻水の出る子が多くなっています。
今回はさくら組さんに手洗いとうがいのお話をしました!
水道に、手洗いのやり方を貼ってあります!実は、手洗いのお話をする前から、「ゆみこせんせーみてみて!できるよ!」と伝えてくれる子もいました☺
まずは絵本からスタート。
続いて手洗いのポーズを真似してみます。
練習の後は、ばい菌のイラストがついたスタンプを手に押し、それが消えるまで洗っていきます✨
さっき練習したポーズでゴシゴシ…
綺麗になったよ!と見せてくれました。
続いてうがいにうつります!
個人差がありますが、うがいができるようになるのは2歳くらいからと言われています(ブクブクうがい)。
ちなみにブクブクうがいより少し難しいガラガラうがいは、4歳で半分くらいの子ができるとされています。
まずはお水なしでブクブクうがいの練習から!
続いて、実際にお水を使ってやってみます!
とっても上手にできていました💮💮
最後に、お散歩から帰ったあとは必ず手洗い、できたらうがいもしてね!と伝えます。しっかりお話を聞いて、手洗いとうがいをしてくれたさくら組さん。頑張ったご褒美にシールをプレゼントして終わりです!
おうちでもぜひ、手洗いうがい、大切にしてくださると嬉しいです☆
💝おまけ💝
今月のテーマは「習い事、部活」今月はようこ先生、私、みわこ先生の回です~🎤
まずはようこ先生
学生時代の部活動で1番思い出に残っているのは高校時代です。バトン部という名でしたメインはチアダンスでバトンを使わないバトン部と言われていました。
先輩後輩の仲がとても良く結束力も強かったので毎日が楽しくて部活のために学校に行っていたようなものでした。柔軟体操で身体を柔らかくすることから始まり・・・(今はもう硬くてガチガチです(笑)
自分たちでダンスを考え作ってビデオでダンスをチェックし一瞬のズレもないように修正して踊り上げる感動は最高のものでした。
大会ではダンスだけでなく他校とバトンを競う種目もありましたし、野球部の試合の応援に行ったり、文化祭などで踊っていました♪高3で引退したくなくて、ずっと仲間たちと一緒にダンスをしていたくて…みんなで最後の日に泣いた覚えがあります。
何年か前に「チア☆ダン」という映画があったと思いますが当時の自分たちを思い出し映画館で大号泣したものでした。高校時代は私の青春そのものです♡
続いて私
私は3歳から16歳までの13年間、クラシックバレエを習っていました!
トゥシューズというつま先で立って踊る靴を履いて踊るのが夢でした。〇歳になったら履いても良いよ、という先生が多いのですが、私の先生は、足の強さや表現力を見て、履いて良いかどうか判断する先生でした。
後輩がどんどん認められて履いていく中、私だけ履けない…と悔しい思いもたくさんしました。
先生から「履いて良いよ」と言ってもらった時のことは今でも覚えています。履いて嬉しかったのも束の間、発表会の練習など、「やる気ないなら出て行って良いよ」と厳しい言葉を頂いたこともありました。
愛のある厳しさだったな、と今では思います。13年間の経験から、どんなことでも諦めない力が身に付きました。
私の好きなこと言葉の一つに、「夢は叶ってからも苦しい、その覚悟があるうえで努力すれば必ず叶う」という言葉があるのですが、いま思うと本当にその通りだなあと思います。
最後にみわこ先生
中学生の時、陸上部に所属していました。胸にボリュームのないことに劣等感を持っていた私。
そんな私に、「走る時に邪魔にならなくていいね✨」と言ってくれた友人がいました。
「そうなんだ、良いこともあるんだー✨」と、その時は思ったのですが、当然、胸と足の速さは関係のないことに程なく気が付きました(笑)青春の思い出です!
いかがでしたでしょうか!来月もお楽しみに💗💗