こんにちは!毎日暑い日が続きますね💦暑い中でも、子どもたちは元気いっぱい遊んでいます!
保護者のみなさんは夏バテ、大丈夫でしょうか?私は汗っかきなので、タオルが手離せません…暑いとなんだかテンションも下がりがちですよね💦
こちらは私の仕事着です!好きなアニメのTシャツ、可愛いプリントのTシャツ、ナース服などたくさんです💛お気に入りの物を身に着けると、テンションが上がります☺みなさんにも、テンションの上がる物、ありますか?ぜひ教えてください~!
私事ですが、来月ではぐくみ保育園に来て2年が経とうとしています。病棟を離れ、保育園で働くようになると、まだまだ知らない事も多く、毎日勉強の日々です!特に子どもの怪我や事故については、何が起きても対応できなければならないと思い、力を入れて勉強しております💪
こちらは私の勉強ノートの一部です!実際に全国の保育園で起こってしまった事故について、なぜ起こってしまったのか、似たような事故が起こってしまったらどうしたら良かったのかをまとめています。これからも勉強に励み、知識を付けていきたいと思います✨
さて、本題です!今月の看護師ブログでは、窒息した時の対処法についてお話をしていきます☆
2020年、東京の幼稚園で、給食に出たブドウを喉に詰まらせた4歳の男の子が亡くなるという事故が起きたのを覚えていますか?
給食で出されていたブドウは直径が約3cm大でした。これを食べた男児が、急に苦しそうな表情で立ち上がり、すぐさま職員が吐き出させようと処置しましたが、ブドウ粒を取り出すことはできず、男の子は搬送先の病院で亡くなりました。
気道の窒息は、本来は食道を通って胃に流れていくべき食べ物が、食道ではなく気道に入ってしまったために起こります。
どんなものが窒息しやすいの?
ボタンや硬貨、ゼリー、ミニトマト、飴、ぶどうなど、身近にあるものはすべて窒息の原因となります。
また、おもちゃや食べ物だけでなく、睡眠中に布団などで口や鼻をふさいでしまったり、飲んだミルクをはいて軌道をふさぎ、窒息してしまうこともあります。
目安として、トイレットペーパーの芯の直径よりも小さいものはすべて子どもにとっては危険、ということを覚えておいてほしいです。
万が一、窒息してしまったら?
物を詰まらせてしまった時の対処法についてお伝えしていきます。
まずは窒息に気付くことが大切です。全国共通の窒息サインといわれる親指と人差し指でのどをつかむサイン(チョークサイン)は、幼児期や学童期には見られるかもしれませんが、乳児では見られないと思ってください。
食直後のえずき、目を離しているときに急にオエオエしだした、顔色の不調といった状況があれば、窒息の可能性を疑います。目を離しているすきに静かになった時も危ないです!
異物の除去法については全部で3種類あります。
①背部叩打法
子どもをうつぶせにし、片手で胸部と下顎を支えてあごを少し突き出し、上半身がやや低くなるような姿勢にする。肩甲骨と肩甲骨の間を手の付け根で4~5回迅速に叩く。
②胸部突き上げ法
子どもを仰向けにし、片方の腕に背中を乗せ、手のひら全体で頭が下がるように後頭部を持ち、もう一方の手の指二本で乳児の胸の真ん中を力強く4~5回圧迫する。
③腹部突き上げ法
背後から両腕を回し、子どものみぞおちの下で片方の手を握りこぶしにし、その手で腹部を上方へ圧迫する。
※こちらは幼児以上で行うことができます。乳児は、腹部臓器に損傷を与える可能性が高いので、こちらの方法は行わないようにしましょう。
はぐくみ保育園の子どもたちには、①と②を行うようにしましょう。
事故を防ぐためには、子どもの手の届く場所に窒息の原因となる小さなものをおかないことが大切です!
万が一、事故が起こった時に対応できるよう、応急処置の方法を身につけてきましょう☆
(画像はすべて政府広報オンラインより引用)