こんにちは!日差しが穏やかになり、とても過ごしやすくなりましたね。

近所のこどもたちが道端のどんぐりを拾って喜んでいる姿を見かけました。秋の訪れを感じます。

 

秋といえば食べ物もおいしい季節です。特にお芋を使ったものなどを街中でよく見かけるよになりましたね!さつま芋のスイーツなどがたくさんお店に並ぶ時期なので、どれを買おうか本当に悩みます。食欲の秋ですね☺

秋に旬をむかえる食材の1つとして里芋があります。

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里芋の特徴はなんといってもあのネバっとした食感!あのネバネバは一体なにでできているのでしょか?


里芋のネバネバに含まれる食物繊維①:ガラクタン

里芋特有のネバネバには、「ガラクタン」という栄養素が含まれています。これは食物繊維の一種で、水に溶けやすい「水溶性食物繊維」というものに当てはまります。

ガラクタンには、腸内環境を整える整腸作用があります。便秘に悩む人には、ぜひ取り入れていただきたい食材です。

里芋のネバネバに含まれる食物繊維②:グルコマンナン

里芋にはガラクタンの他に「グルコマンナン」という食物繊維が多く含まれています。

このグルコマンナンは、ガラクタンと同じく、水溶性食物繊維と呼ばれるもので、血中コレステロールの低下や血糖値の上昇予防に効果があります。

同じ芋類のじゃが芋やサツマイモには、水に溶けづらい不溶性食物繊維が多く含まれているのに対し、里芋は芋類の中では珍しく水溶性食物繊維を多く含みます。

里芋を調理する際に特有の粘りがでるのは、この水溶性食物繊維が水に溶け出すからです。


洋風アレンジ!【里芋の洋風炒め煮】

里芋というと煮物や和風のイメージがありますが、洋風のレシピをご紹介します。

《材料》4人分

・里芋 5~6個(500gくらい) ・玉ねぎ 1/2個 ・ベーコン 2枚

【A】・コンソメ顆粒 小さじ1 ・白ワイン(料理酒でもOK) 大さじ2 ・塩、こしょう 少々

・油、粉チーズ、パセリ 適量


《作り方》

(1)里芋は皮をむいて一口大に切り、水にさらす。玉ねぎはかわをむいてくし切りにする。ベーコンは1~2cm幅に切る。

(2)フライパンに油を入れて中火にかける。玉ねぎ、ベーコン、里芋を炒める。

(3)油が全体にまわり、軽く焼き色がついたら【A】を加える。さっと混ぜ、ふたをして弱火に下げ6~8分加熱する。

(4)里芋に火が通ったらふたをあけ、粉チーズを炒め合わせて完成。お皿に盛り付けてパセリを散らす。

炒め煮なので中まで味が染みるという感じではありませんが、里芋のねっとりホクホクを楽しめます。ジャーマンポテトの里芋バージョンといった感じです。里芋料理のバリエーションを増やしたい方におすすめです!